



京王線の桜ヶ丘付近の川を渡る陸橋。京王線というのはベッドタウンの八王子などから新宿までを繋ぐ電車で,乗っている時に住宅が並んでいる退屈な風景を直そうというところから始まったが、それよりはより良いところを良くした方が良いというように意見が至って、良い場所はないかと探したところ、多摩川を渡る場所があって、そこは景色が良く橋の部分が300mあって、300mの陸橋を渡す敷地を選んだ。
具体的に何をしたかというと、透明の棒状の装置をグリッド上に川全体に配置することをして、日中は透明なことで川の景観を損なわずに存在し、棒状の装置は川の流れを利用した発電をする装置と考えていて、蓄えられた電気が夜発光する。棒の長さは一定の長さで敷き詰められていることで、川の地形を顕在化させて、夜も光という形で川の存在を与え続ける。一日中、川というものの景観を見せている。
古谷:原理やランドアート的には面白いとして、これは300mを電車がある速度で通過するという条件があったら、光のドットがどのように見えるかというシミュレーションはしたんだろうか。これはあるまとまった時間がないと、電車だと30秒くらい、50mや100mじゃなく300mじゃないといけない。
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by enshu08
| 2008-09-02 00:00
| D_第5課題