



睡眠欲に着目した。睡眠の中で一番贅沢に欲望を実現しているのが、昼寝だと思った。昼寝は人間の生活の中では特に必要とされない。しかし、寝る、という欲望に対して満足した気持ちになれる。
そこで昼寝をする為の建築を考えた。昼寝るときに気持ちがいいのは、太陽が昇っていて明るいけれども自分は寝ていて、暗闇の中にいることだ。明るい中なのに自分は寝ているという状況を、表現した。
木陰の中での昼寝をキーワードにして、色々な昼寝のシチュエーションを考えた。5つの部屋に分けて昼寝の建築をり、その日の気分や天候などによって、好きなシチュエーションを選び昼寝をすることを考えた。
山崎:気持ちいい所を作ろうとしたのはわかる。ただ、みんな四角いので、ハンモックのような形とか、色々な形をとことんやってしまった方が面白い気がした。
古谷:絵にはハンモックのようなものが描かれている。これはまさに昼寝の欲望みたいな感じなんだけれども、どうしてこれはハンモックにならなかったんだろう。固い箱の中だと、昼寝の贅沢さも中くらいになってしまう。ハンモックだと提案になりにくいんだけど、ハンモックの持っている昼寝三昧という感じが、固くなった気がする。そこでヒントが、ハンモックを吊る為にどういう空間になっていればいいかを考える。木の枝から枝に吊るという原始的なやり方もあるが、それだと建築にならない。聞いた話だが、アマゾン川を上り下りする旅客船の一番安い客室は、甲板の上で寝るというものなんだが、そこでは寝られない。聞いた話から妄想すると、船のどてっぱらに穴があいていて二重甲板になっていて、風が自由に吹き抜けるようになっている。そこに、めいめいがてんでんばらばらにハンモックをかける。それはけっこうかき立てられるものがある。きみの二枚壁のようなものも、そういうものを作り出せるかもしれない。みんながねじれの位置でハンモックが吊られているとかするとおもしろい。
この課題は欲望を見つけてそれに美しい形を与えるというもの。昼寝をしていることそのものが形を生み出すようなイメージに広げられると良い。
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by enshu08
| 2008-12-01 00:00
| E_第4課題


















