葛沁芸 ○○○○
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今回はテーマを「地下」に設定した。全ての部屋を地下に埋め込むことで、エレベーションは一切なくなり、また、もともと部屋というものはそれぞれ高さが違うものなので、そのばらつきが一種の地形のようになって出てくる。それぞれの部屋は密着していない状態でドライエリアを介してばらつかせてあるので、この住宅には廊下がなくなって、人の動きが分布的な動きになる。また、光の入り方が限定されること、窓から地層が見える事なども面白いと思った。
平本:普通の建築は、地面がフラットなのだが、この建築は天井の面の高さで揃えてあるので、それぞれの部屋の高さがより意識的になるところが面白い。
古谷:地下の住居というものは、中国のヤオトン、あるいは蟻の巣やモグラの巣のように、普通、土をえぐった形がそのまま表出した、内壁だけで構成される世界になるはず。しかしこの住宅は、掘り抜かれたネガの形のなかに、さらに構成された空間があり、それはもう一度ポジの形を示しているようで、その混ざり方が面白いと思う。
by enshu08
| 2008-08-01 00:16
| D_第4課題

