藤井忠征・藤井祐輔・藤崎創 ○○○
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敷地は東京駅。東京駅の周辺は現在再開発が進み、高い高層の建物が相次いで建てられている。都市空間というのは上へ上へと積み重なっていき、それぞれの建物が横の繋がりやお互いの相互関係みたいなものが無くなってしまっていると感じた。東京駅の横幅はだいたい300mくらいある。この300mのホームを横断するように四角のキューブが並んでいるような形の居住空間を作った。
人が住むことによってどんどんこれが発展していってしまいには周りの高層ビルを飲み込むような形で大きく発展していく。
人が住む為の建築を作ることによって、例えば東京駅近くの会社が集合住宅やホテルを作ることによって、そこでの横に繋がるコミュニティーが発生する。下に住む人は、所々空いている空地から下の電車やホームの人達が見え、また逆にホームにいる人達からは上に住んでいる人達の生活が垣間見える。生活感のある建築空間が出来ると考えた。
東京駅に限らず、駅は周りの空間と関係なく、駅という機能の空間に固定される。空いた空間や緑地を作ることによって、人が寄生することができると考えた。
古谷:プラットホームの上屋なんだけど、上屋にある一層分くらいの厚みをもたせる。一、二層分くらいの厚みでまだらの、穴空きのプラットホームの上屋を作ってあげると、別のものに置き換えられる可能性を持っている。
藤井:ずっと住み続けなければいけないとなるとつらいかもしれないけど、ステーションホテルくらいならばちょうど良い。
古谷:後はギャラリーやちょっとしたエステや美容室などがベスト。
藤井:この上をずっと歩いていける感じが良い。下で繋がっていると不便だけれど、上が繋がっていると良い。
古谷:発展性はあるがプレゼンテーションがうまくない。模型は乱暴だが良いとして、この様子を伝えられる何かがあると良い。ポンチ絵のような小さな断面ではなくて、300m分スパッと切ってきちんと描いてあって、その中をのぞくとアクティビティが見えるような断面図が欲しい。
by enshu08
| 2008-09-02 00:00
| D_第5課題