後藤かほ里○○○
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大隈講堂はキャンパスの中心軸から軸線を振って配置されている。軸線の上に立ったときどう見えるかが良く考えられている今の状態は、一枚の完成された絵となっている。完成された絵の中に動きのある現在を、人が動く様子をコラージュすることでファサードを見せることを考えた。軸線を振られていることによって、壁を切って前後にずらすと間に入れ込んだガラスから中の様子が垣間見える。
古谷:これはコンセプチュアルな課題だから出来ることで構造的にはもたないだろうが、古いものにわざとスキャンをかけてその構成を解剖してみるというアイデア。そうしたら、今度は棟の方はこういう風に切ってみたらどうかとか、いろいろ出来そう。現実的ではないんだけれど、大隈講堂が持っている空間構造を自分なりにスタディするためのスタディになっている。
by enshu08
| 2008-12-19 00:00
| E_第5課題